健康のために、なるべく砂糖を控えるようにしているのですが、やっぱり甘いものが食べたい。
そんな時にオススメなのが「発酵あんこ(発酵あずきと同義・以下発酵あんこに統一)」。
様々なメディアでも取り上げられ、今かなり注目を浴びています。
発酵あんこは小豆で作るので、栄養も豊富。
でも、普通のレシピだと、鍋でグツグツ煮たり、炊飯器の温度を調節して保温したりと、かなり手間がかかります。
しかしホットクックなら、スイッチを押すだけで発酵あんこができてしまうんです。
そこで今日は、ホットクックで作る発酵あんこのレシピをご紹介します。
発酵あんこ・発酵小豆(あずき)とは
発酵あんこは、煮た小豆と米麹を発酵させて作るあんこです。
米麹を発酵させることで、砂糖を一切使わなくても自然な甘さが引き出されます。
砂糖を使っていないなんてびっくりする優しい甘さです。
また、主原料の小豆と米麹には、以下のような効能があります。
【小豆】
✅活性酸素を抑えるポリフェノールが多く含まれるため、シミやシワを抑える。
✅食物繊維が腸内環境を整える
✅鉄分が冷え性や貧血を改善する
【米麹】
✅ビタミンB群による肌の再生やコラーゲン生成が期待できる
✅オリゴ糖が腸内環境を改善する
発酵あんこ・発酵小豆(あずき)の材料・作り方 ホットクック編
材料
・あずき 250g
・水 4.5カップ(900mL )
・米麹 100g
・塩 お好みで(目安ひとつまみ)
あずき:水=1:3.6
の割合になるように豆の量で水を調整してください。
残りはジップロックなどで保存可能です。
作り方
①洗った小豆と分量の水を入れて、本体に「まぜ技ユニット」をセットする。
※小豆は水に浸さず洗ったらすぐ作ります。
②かき混ぜホットクック の「自動つぶあんモード」
※型番によって番号は違いますが、我が家は旧式で7-6
調理時間3時間と表示されますが、2時間半で一度アラームがなるので、そこでスイッチを切る。
③一度鍋から出し、ふたをして粗熱をとる。
こんな感じになってます。
高温だと麹菌が死んでしまうのと、熱いままだとホットクック が「発酵モード(60度)」にできないため、しばらく冷まします。
(目安30分程度)
④鍋に米麹と塩を入れ、本体に「まぜ技ユニット」をセットし、「自動 甘酒モード」60°でスタート。
材料を入れた状態。
ここからさっくり混ぜます。
その後は、ホットクック が時々かき混ぜながら、60度で発酵してくれます。
6時間後↓↓
\美味しい発酵あんこのできあがり!/
メモ
・トータルで約9時間ほどかかるので、休日の朝から作るか、夕飯後に②まで仕込み、夜中発酵させるのが良いと思います
・冷蔵庫で1週間ほどもちますが、冷凍も可能です
発酵あんこ作りであると便利なもの
①ナイロン製のお玉
金属のお玉のように鍋を傷つけず、あんこを最後のひと粒までこそげ取ることができる、ナイロン製のお玉があると便利です。
②シリコンヘラ・スパチュラ
こちらも同じく、お玉やまぜ技ユニットについたあんこを残さずキレイにこそげ取るのに便利です。
発酵あんこ以外にも、鍋の物をお皿に移す時や、瓶に残ったジャムを最後まで楽しみたい時など、キレイにすくえるので、洗い物もラクになります。
③ガラス製耐熱容器
あんこを保存する際、ガラス製の耐熱容器があると便利です。
ガラス製は、プラスチックと違ってあんこの色移りや匂いうつりなどもなく、スパチュラの滑りもよいので使いやすいです。
シンプルなデザインなので、お皿のように食卓に並べても違和感がなく、余ったらフタをして保存ができるので、ラップの使用頻度が減って経済的&エコ。
発酵あんこ以外の保存にもほとんどこれを使っているので、他のお皿を使わなくなりました^^;。
ホットクックで作る発酵あんこ・発酵小豆(あずき)のアレンジ
そのまま食べてもおいしい発酵あんこですが、トッピングをしたり、パンにはさんだり、いろいろな食べ方ができます。
カボチャの煮物に乗せて、即席いとこ煮
このカボチャもホットクック で水と塩だけで作りました。
フレークやグラノーラなどと一緒に
この食べ方が一番好きです。
あんこの柔らかさとフレークのサクサクのハーモニーが口福❤️
クラッカーやパンに乗せて
ジャムやディップのように使えます。
発酵あんこ・発酵小豆(あずき)をホットクックで作った後の鍋のお手入れ
長時間小豆を煮ていると、鍋に小豆の色素がうつってしまうことがあります。
その場合、メラミンスポンジでこするとキレイになります。
それでも落ちない時は、酸素系漂白剤大さじ2、3杯と、水を水位マックス線までいれ、手動で3分ほど煮ます。
その後しばらく放置しておくと、かなりキレイになります。
発酵あんこ・発酵小豆(あずき)ホットクック編まとめ
時間はかかりますが、体に優しい発酵あんこ。
ぜひホットクック で作ってみてください。